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「刺激的なエンタープライズIT」を生みだすウルシステムズ-現役エンジニアが語る職場としての魅力

かつて「エンタープライズIT」といえば「保守的」なイメージが強かったが、現在その状況は変化の潮目を迎えている。その潮流の中で、ひときわ存在感を持つ企業が「ウルシステムズ」である。今回、同社で働く2人のコンサルティングエンジニアに、職場としての同社の魅力を聞いた。

あらゆる企業でビジネスの推進に「IT」は必要不可欠なものになっている。かつての「エンタープライズIT」は業務の効率化が主な目的であり、求められる要件や技術も「確実」かつ「堅牢」な、言い方を変えれば「枯れた」「保守的」なものばかりが中心であったようなイメージがある。

しかし現在、その状況は大きく変わりつつある。背景には、ビジネスや市場状況の変化が速まっており、それに対応できる「スピード感」がITにも求められるようになったこと、そして、IT自体がコモデティ化した中で競争力を生みだすためには、新たな技術をいち早く取り入れ、他社に先んじて新たなビジネスモデルを構築し続ける必要があることなどが挙げられる。多くの企業はそのことに気付いており、本当の意味でビジネスに貢献する、競争力の源泉としての「エンタープライズIT」を、開発会社と共に作り上げていくことに取り組んでいる。

エンタープライズITのこうした潮流の中で、ひときわ存在感を持つ企業が「ウルシステムズ」だ。東京大学工学部出身で、数多くのエンタープライズシステムの企画から開発まで携わってきたエンジニアである漆原茂氏が2000年に創業した同社は、大手企業におけるITの戦略的活用のためのコンサルティングからシステム開発、さらにその知見を生かしたソリューション などを幅広く手がける。その現場では、エンタープライズ分野で多くの実績がある「枯れた」技術だけでなく、必要に応じてOSSやクラウドで提供される最新の技術も取り入れ、顧客企業にとって最も価値があるシステムの提案、構築を行っているという。

今回、同社でコンサルティングエンジニアとして働く吉村慎一氏(シニアコンサルタント:写真右)、西川剛史氏(コンサルタント:写真左)の両名に話を聞いた。彼らは、何を求めてウルシステムズに参加したのだろうか。また、実際に働く中で、同社にどのような印象を持つようになったのだろうか。

共通するのは「お客様に近いところで開発に携わりたい」という思い

西川氏の前職は、ある国産ERPベンダーであり、 サーバサイドはJava、フロントエンドはDelphiを使ったパッケージ開発に取り組んできた。一方の吉村氏は、新卒で製造業の案件を中心とした下請け開発を行うSIerに就職。主に組み込み系のJavaを中心とした開発やテストに携わってきたという。

2人が共通して挙げた転職の契機は、それぞれのキャリアの中で「よりお客様に近い場所で開発に取り組みたい」という思いが芽生えてきたことだったという。

「パッケージ開発だと、実際に製品を使っているお客さんの声を直接聞く機会はなかなかありません。自分が作ったものを、ユーザーが使って『使いやすくなった』『良くなった』と喜んでくれている様子をより感じられるところで働きたいと思うようになったのが転職のきっかけでした」(西川氏)

「下請け開発では、どうしても指示された機能をそのまま作るだけという仕事になってしまいます。仕事を続ける中で、ユーザーであるお客様の視点に立って一緒にシステムを作っていきたいという思いが強くなりました。とはいえ、上流だけを見るシステムエンジニアになるのではなく、自分自身も技術に触れて、開発に携わることができる立場でいたかった。新たな職場を考える中で、ウルシステムズがその条件に合っていたことで転職を決めました」(吉村氏)

ウルシステムズにおいて、西川氏は主に検索連動型広告配信システムの管理基盤の開発、吉村氏は大手卸売業における統合ログ管理システムの導入計画にコンサルティングから関わりつつ、並行して公共系システムの統合プロジェクトに参加しているという。

「ウルシステムズが携わるのは、すべてが元請けの案件です。実際にお客様のところに足を運んで話をして、どういった課題を抱えているのかを聞き、それを解決できるシステムを実現するためにはどうすればいいかを考えます。私が関わった公共系のシステム統合プロジェクトでは、サイロ化している多数のシステムをひとつひとつ検証しながら、効率化のための新たな業務フロー、システム上のワークフローを作り出し、どう実装するかを考えるといった基本設計から入っていきました。いずれも下請けの形では難しい関わり方であり、希望していた形の仕事に携われていると思っています」(吉村氏)

「お客様の希望」をかなえるため現場に与えられる「自由」

ウルシステムズにおける仕事の進め方について、両者は共通して「現場の裁量が大きい」ことを挙げる。案件ごとに、どのようにプロジェクトを進めていくかといった進行上のルールから、実際のシステムにどの技術を採用するかといったところまで、基本的には現場の担当者に任されるという。

「エンジニアにとっては、いろいろな意味で自由な仕事の進め方ができる会社だと思います。私は入社して1年弱で、プロジェクト内では年齢的にも若いのですが、そういったことも関係なく、多くの部分を任せてくれていると感じています」(西川氏)

実際、西川氏が業務効率の観点から提案した共通部品が、実際のプロジェクトでも採用されるなど、自発的な取り組みがそのまま仕事に生かされる雰囲気もあるという。

「現在関わっている広告配信システムの管理基盤を作るプロジェクトは、5年前に当社が参加したプロジェクトで開発された リニューアルがメインです。今回は特に開発効率を重視してフロントエンドにAngularJS、サーバサイドにSpringを採用しています。これも、担当プロジェクトマネージャーの『どこかに最新の技術を使って攻めたい』という思いを、お客様に理解していただいた上で実現したものです」(西川氏)

もちろん、こうした「自由」は、顧客の課題解決を最優先に考えた上でのものだ。

「ヒヤリングの中で分かってくるお客様の課題をどう解決するか、求められる要件やパフォーマンスはどうしたら実現できるかを考えた上で、使う製品や技術を提案していくという形ですね。ちなみに、公共系のシステム統合プロジェクトでは、お客様の組織に研究者が多く、スクリプト言語を使いこなす知識があることや、パフォーマンスが重要な要件でなかったこと等から、 最終的にRubyを選びました」(吉村氏)

現場に大きな裁量が与えられ、「自由」な形でプロジェクトを進められる一方で、周囲からのフォローも十分に与えられる点がポイントだ。

「何か分からないことが出てきたり、進め方に悩んだりしたときは、周囲にいる同僚に気軽に声をかけて聞ける環境があると思います。解決は早いですね」(西川氏)

「裁量が大きいということは、それだけ各担当者に責任感が求められるということでもあります。但し、責任感を求めるだけというわけではなく、かといって孤軍奮闘というわけではありません。当社で取り組んだ過去のプロジェクトは、社内のULBOKという知識体系にまとめられていますので、それを参考に新たなプロジェクトの進め方を考えていくこともできます。また、必要に応じて上司や同僚のフィードバックも得やすい環境だと思いますので、途方に暮れてしまうこともないと思います」(吉村氏)

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エンジニアとして成長するための「刺激」を受けられる文化

ウルシステムズにおいて、エンジニア同士のコミュニケーションがしやすい環境が作られている理由のひとつに「社内勉強会」の開催があるだろう。エンジニア出身である同社社長の漆原氏の方針でもあるそうだが、社内でさまざまなプロジェクトに関わる技術者が集めた最新の情報や、成果を共有する場を定期的に設けることが、企業文化として根付いているという。最近では、SpringのデベロッパーアドボケートであるJosh Long氏を招いてプライベートセミナーを開催した。立ち見が出るほどの大盛況だったという。

「開発者に刺激を与える機会を多く作りたいという文化が会社にあるのは強く感じます。お客様に対して技術指向のコンサルティングを行っていく上で、そうした思いを持った上司がいるというのは心強いと感じています」(吉村氏)

西川氏も、同社での勉強会から刺激を受けて、新たな技術への取り組みを始めた一人だ。

「勉強会ではさまざまなテーマが扱われるのですが、先日の機械学習の勉強会をきっかけにApache SparkとScalaに本格的に取り組みたいと考えるようになりました。今後、自分の強みとしてビッグデータ分析などにも関わっていければと思っています」(西川氏)

また同社では、エンジニアの主体的な自己研鑽への取り組みを支援することを目的に、 自主的に受講する研修や資格試験の費用を補助する制度も用意しているそうだ。エンジニアが働いていくためのサポート体制は充実していると言えるだろう。

「新たな技術に主体的に取り組んで仕事に生かせる人と働きたい」

最後に、どんな思いを持ったエンジニアに、ウルシステムズへ参加してほしいかについて2人に聞いた。

「技術が好きで、エンタープライズITに関する知識と技術を持ちながら、新しい技術についても主体的にどんどん学んでいける人。あと、ユーザーであるお客様の視点に立って、その課題を分析し、解決していくことに楽しさを感じられる人にとっては、とても働きやすい職場だと思います」(吉村氏)

「何か問題が起きたときに、それを自分で解決していこうと考えられるポジティブな人がいいですね。ウルシステムズには、そういう人が回りに大勢います。入社後にどういったプロジェクトを任されるかは、会社の状況などにもよりますが、可能な限り本人の興味や関心、希望を考慮してくれます。エンジニアの視点で『この人にはこれをやらせた方がいい』というのをきちんと見てくれる会社である点で信頼をしていますね」(西川氏)

取材・執筆:高橋美津

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