Forkwell Press

エンジニアの生き様をウォッチするメディア

スマホ黎明期から続く「新しいもの」「面白いもの」への飽くなき挑戦。ヒットアプリ量産の裏側に迫る!

f:id:forkwell:20180309173806j:plain

社名「ブレイブソフト」は知らずとも、「写真で一言ボケて(bokete)」の名前を聞いたことがある人は多いのではないだろうか。
500万ダウンロードを突破、投稿されたボケの数は6,000万以上、同社を代表する大喜利アプリだ。

自社/受託問わず、エンタメからニュースまで多岐に渡るサービスを提供するブレイブソフトは、他にも民放テレビ局と連携した公式テレビポータルサイト「TVer」や、東京ゲームショウ公式アプリ、AppleWatch の心拍数測定機能を使った嘘発見器「LiarBeats」など、幅広いジャンルのアプリを手がけており、その実績は累計500本を超える。ヒットアプリを生み出すプロ集団だ。

聞けば、代表を筆頭に、社員の半数以上がエンジニア。全てのプロジェクトに企画から開発までワンストップで携わっており、クオリティに一切妥協をしないのがブレイブソフトの強みだ。
そんな同社のエンジニアから見た企業の魅力や、今後の展望を知るべく、toB 事業部のチーフエンジニア 藤本 達男 氏(写真左)、toC 事業部のチーフエンジニア 水谷 浩明 氏(写真右)にそれぞれ話を聞いた。

良いものは積極的に取り入れる。試してみる。

toB 事業部でチーフエンジニアを担う藤本氏は、電気整備士からプログラマーとして同社に転職し、3年後にフリーランスとして独立。その後、同社初の出戻り社員として再入社し、チーフエンジニアとしてイベント向け自社製品「Eventos(イベントス)」の開発チームを牽引...と異色の経歴を持つ。

Eventos は、イベントや展示会などの集客効率化・活性化を目的としたアプリの構築プラットフォームだ。会場図やブース検索、タイムテーブル、プッシュ通知などの基本機能の他、アンケート、チェックイン、現在地マップや ARカメラなどのオプション機能も搭載。
一般的には3ヶ月かかるとされるイベントアプリの構築を、ノンカスタマイズであれば最短5日で実現する。

f:id:forkwell:20180309175839j:plain

藤本:
企画段階から携わっていたサービスなので、色々と思い入れもあるんですが、個人的には、Beacon でアプリユーザーの位置表示をさせる技術が大きな特徴だと思います。屋内、特に人が多く集まるイベント会場では、GPS がうまく入らないんですよね。Beacon を導入することで、イベント限定の予約機能やスタンプラリーなどを実施することができ、ユーザーの来場までを後押しすることができています。


Eventos を使うことで、コスト削減はもちろん、開催前の情報告知や、待ち時間短縮・特典付与などの来場者満足度アップにつながる施策をリアルタイムに実行できる。東京ゲームショウや東京モーターショーの公式アプリにも採用され、多くのメディアでも取り上げられた。金融機関や大手広告代理店からの注目も集まる。

今後は、視覚的な誘導がしやすいよう足元に矢印で道案内を表示させる AR・VR への機能拡張や、来場者データを活用した混雑状況の分析・予測など、新たな技術の取り入れにも前向きだ。

最先端の技術にいち早く挑戦し事業化していく風土は、全社的に根付いている。 そんな挑戦・成長を後押しするのが同社独自の制度「チャレンジ目標制度」だ。社員からアプリの企画を募集し、採択されれば実運用に向け会社が投資する。
藤本氏もその権利を勝ち取った一人だ。2017年11月、千葉の御宿で有志3人との1週間の開発合宿を経て、陣取りARアプリ「ケチャマヨバトル」をリリース。Bluetooth または同一Wi-Fi でマッチングする方式で、リアルタイムの対戦も行える。

f:id:forkwell:20180618140525p:plain

挑戦への風土が、ヒットアプリを生み出す。

toC 事業部のチーフエンジニア 水谷氏も、藤本氏と共に「ケチャマヨバトル」を開発した一人だ。大学卒業後、大手鉄道系SIer のネットワークエンジニアからキャリアをスタートするも、開発業務にアサインされる機会が少なく、個人でアプリを作り続けていた。自分のスキルを活かせていないというギャップを強く感じ、スマホアプリの開発を主体的にできる環境を求めてブレイブソフトへ入社した。

入社後はまず、受託開発チームで経験を積む。開発スキルや成果を買われtoC 事業部へ異動となった後、会社の看板アプリでもある「bokete」の開発にアサインされた。

f:id:forkwell:20180309174724j:plain

今は、完全匿名で本心や秘密を投稿することができるつぶやきアプリ 「HONNE」の企画・開発・運用の全工程を手がける他、自社サービスの開発サポートや広告設計まで広く手腕を発揮している。

「HONNE」はアカウント登録不要、インストールすればすぐ使える手軽さが好評で、ダウンロード数は約40万件を超える。日々の投稿は3万件、コメントは15万件と利用率も高く、10〜20代の女性の間で密かなブームとなっている。

水谷:
前職のようなエンタープライズ案件では、仕様がガチガチなこともありますが、ブレイブソフトではそういったことはありません。プランナー、ディレクター、デザイナーを完全内製化しているため、開発スピードは早いですし、エンジニア発案で企画を通すことができます。Apple Watch と連動する嘘発見アプリ「LiarBeats」もそうですが、自分が作りたいと思うアプリは作ってきました。他にもAI に興味があったので、ユーザの投稿を学習して文章を自動生成するbotを自作し「HONNE」に実装しています。

やってみたいと思ったら、簡単なモックを作って事業部長に承認を得るだけ。 こんなことをしたい、と思い立ったらすぐ実行に移せるので、ブレイブソフトは非常に働きやすいと感じています。まぁ、だからこそ、やりたいことが多すぎて人手が足りないってのもあるんですが(笑)。


「HONNE」はストレス発散や、相談や悩みを本音で投稿する場所となっており、SNS疲れしたユーザーを救済する役割も併せ持つ。ゆくゆくは、「HONNE」専用の事業部を立ち上げて収益化を目指したい、と水谷氏は力強く語る。

大切なことは、新しいものにワクワクする、「ものづくり」を楽しむこと。

固定観念や既成概念にとらわれず、新たなアプリを生み出し続ける技術者集団、ブレイブソフト。「新しいものへの果てしない挑戦」を企業理念とし、上述のような AR・AI の他、ハードウェアなど最新技術の研究も日々行っている。

現在の収益の柱は受託事業がメインではあるものの、将来的には自社開発比率を増やし、「面白いモノを作っている会社」として名を馳せることを目指す。

そのためには社内の技術力を高める必要があると考え、2018年にはリードクラスのエンジニアが集まり技術戦略本部を立ち上げた。先般はサーバーエンジニアがAWSのサービス別の特徴や用途に関する講義を実施。同様の勉強会を企画したり、社内の開発ルールを定めたりするなど、技術力向上に向けた投資も新たに行う予定だ。

そんな同社で活躍できる、あるいは共に仕事をしてみたい人物像を、両氏に挙げてもらった。

藤本:
とにかく自分は、エンジニアが楽しく働けるチームにしたい。なので、「何かやってやろう」という気持ちはほしいですね。野心、とか大それたものじゃなくて良くて。「これだけは負けない」という信念に近いかもしれません。どんな立ち位置に収まろうとも、その場所にいることに対して自分なりの意思を持っている人、今は実現できなくても「こうしたい」というゴールを掲げて、辿り着くために日々過ごしている人が良いです。やる気がある人に対しては、その活躍の場を提供してくれる会社ですから。

水谷:
開発スキルがあることは前提として、チームでサービスを作りたい・盛り上げたい、というタイプの人がフィットすると思います。ブレイブソフトのアプリは、単にリリースして終わり、ではないので、面白くするための提案もできる人。自社サービスは、自分たちで育てていく部分が大きいです。枠にとらわれず、好奇心旺盛な方だとやりがいも大きいと思います。


アプリ開発の知識やスキル習得のみにとどまらず、最先端技術への挑戦や、ヒットアプリを生み出すノウハウやビジネスモデルについても経験できる点が同社の醍醐味だ。
履歴書・職務経歴書は不要。エンジニアとしての自己成長や挑戦を志す方には、ぜひその門戸を叩いてみてほしい。

文責:Forkwell 運営事務局

株式会社ブレイブソフトの求人はこちら