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エンジニアのスキル・キャリア意識調査に見る、成長へのヒントとは

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こんにちは、Forkwell運営事務局です。

この度Forkwellでは、「エンジニアのスキル・キャリアに関する意識調査」を行いました。今回はその結果の中から、エンジニアのみなさまに「成長の方向性を探る」ヒントとして役立ちそうな情報を、かいつまんでご紹介したいと思います。

エンジニアのみなさんは今、ご自身の強みをどう捉え、そしてどういう方向に成長していきたいと考えているのか、一緒に見ていきましょう。

【調査概要】
調査期間:2018年9月1日(土)~2018年9月30日(日)
調査方法:インターネット調査
調査対象:エンジニア
調査対象者数:298名
調査元:Forkwell運営事務局

やっぱりこれ!目指すべきエンジニアの普遍的な強みとは?

まずエンジニアのみなさんに、どういう点をご自身の強みと認識されているのかを伺いました。

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1つの技術に特化せず幅広い知識で問題を解決するためには、最新の情報をキャッチアップして開発に活かすことが重要ということで、エンジニアのみなさんの日々の努力が伺える結果となりました!Forkwellでは、みなさまがこれからもユーザーの課題を幅広い知識で解決し、価値を届けていくことを応援していきたいと、改めて感じました!

また「可読性、メンテナンス性を重視したコードを書く」も上位に入っていますが、説明するまでもなくシステムやサービスのスピーディな開発や安定稼働に必要不可欠なものであり、エンジニアにとっては普遍的な強みなのかもしれませんね。

では次に、目指したいエンジニア像について見てみましょう。

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「目指したいエンジニア像」の上位も、「強み」と大きく変わらない結果となりました。

ただ「強み」では3位であった「可読性、メンテナンス性を重視したコードを書く」が「目指したいエンジニア像」では1位となっており、一方で「強み」1位である「1つの技術に特化せず幅広い知識で問題を解決する」が「目指したいエンジニア像」では2位と逆転現象が起こっています。このことから、ジェネラリストとしての強みを意識しながらも、スペシャリストを目指したいという志向も伺えます。

強みと望む方向性のギャップはどこにあるのか

では、「目指したいエンジニア像」と「強み」のギャップはどのあたりにあるのでしょうか?

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「目指したいエンジニア像」マイナス「強み」の値が大きかったものとしては、

  • 大規模データ、トラフィックを扱う
  • サービスのスケールアップ(1から10に育てる)
  • 1つの技術に特化し、突き抜けた知識で問題を解決する
  • マネジメントでチームを成功に導く
  • 定量データの分析を駆使してサービスを成長に導く

など、専門性特化とビジネス寄りのスキルとに、大きく二分される結果となりました。

「定量データの分析を駆使してサービスを成長に導く」ですが、データサイエンティストと呼ばれる方々に必要な要件といえそうです。ただ、データ分析の重要性は認識しているものの、どのように活用すればよいのかわからないという声も多く聞かれます。エンジニアリング知識だけでなく、データを読み解くスキルが必要になるため、このような結果になったのかもしれません。

「1つの技術に特化し、突き抜けた知識で問題を解決する」についても、強みにしている方、目指す方ともに多くはない状況です。「強み」「目指したいエンジニア像」で「1つの技術に特化せず幅広い知識で問題を解決する」が上位に来ていることから、ユーザーの価値や解決すべき課題が多様化する昨今、エンジニアにも幅広い知識が求められる時代になっていると言えるのかもしれません。

一方、「サービスのスケールアップ(1から10に育てる)」「マネジメントでチームを成功に導く」といったビジネス寄りのスキルについても、目指す方向と強みのギャップが大きいものとしてあがっています。サービスのスケールアップについてはサービスの立ち上げとともに「目指したいエンジニア像」の上位にあがっており、自身の強みによってユーザーに価値を届けることで、サービス立ち上げ、スケールアップに貢献したいと考えるエンジニアが増えていることも想定されます。しかしマネジメントについては、強みにしている方、目指す方ともにまだそこまで多くはない状況のようです。ではマネジメントを目指す方にはどのような特性があるのでしょうか?もう少し調査結果を見ていきたいと思います。

マネジメントを志向はしないが、「興味あり」は60%

一般的に、マネジメントを志向するエンジニアはあまり多くないという話も聞かれますが、今回マネジメントへの興味について質問をすると60%近くの方が「興味がある」と回答しました。

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ここから、回答者の属性などでもう少し深掘りしてみましょう。

エンジニア歴が長くなるほどマネジメントに興味を持つ方が増えるのは容易に考えつくところですが、では何年目ぐらいになると考え始める傾向にあるのでしょうか?

以下は、エンジニア経験年数ごとの、「はい」の割合を一覧にしたものです。

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1年目でも半分近くの方が興味があるという結果には目を見張るものがありますね。このまま経験年数が上がるに従い少しずつ割合が増えますが、3〜5年目になると50%を切ります。エンジニアとして脂がのってきた時期、「コードを書く」ことの楽しさに目覚めている方や、改めて自身のキャリアのこれからを考える方も増えているのかもしれません。

5年をすぎると、一気に興味を持つ方の割合が増えます。社内でマネジメントの打診を受ける方が増えるのかもしれません。

マネジメントをするとコードを書く時間が減ってしまうことを懸念する声を、エンジニアの方から聞くこともあります。しかしForkwell Pressでインタビューさせていただいたマネジメントポジションのエンジニアの方は、みなさん楽しそうに働いており、「こういうキャリアもある、と考えて欲しい」とおっしゃっていました。ぜひ参考にしてみてください!

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自己PRに活用しているツールは?

エンジニアの成長を応援しているForkwell、もちろんみなさんがどのような手段を使ってアウトプットしているのか、気になるところです。そこで、自己PRのために活用しているツールについても伺ってみました。

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やはりGitHubがダントツの1位、次いでTwitter、Qiita、Forkwell、はてなブログと続きました。GitHubで技術そのものを可視化し、Twitterで勉強会の参加や技術への考え、またご自身のパーソナティティが分かるような、プライベートな投稿をしている方が多いようです。Qiita、はてなブログに関しては記事の作成、運用に多少ハードルがあるのか、2位のTwitterと大きく差が開く結果となりました。

エンジニアの成長に必要不可欠な「アウトプット」。しかし、今すぐアウトプットを始めようと思っても、何をどのように発信すれば良いのでしょうか?

Forkwellでは2018年10月、イベント「日々のアウトプットが変える!あなたのエンジニア・ライフ」を開催。日頃よりアウトプットを積極的に行っている2名のエンジニアを迎え、エンジニアとして成長するためのアウトプットのコツを語っていただきました。

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Forkwell Portfolioはご自身のアウトプットをグラフィカルに可視化します。ぜひご自身の「今」を可視化し、成長の方向性を改めて考えてみてはいかがでしょうか?

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